使い終わったほぼ日手帳にはクラフト紙のブックカバーをつけて保管しています。
新年になり、ほぼ日手帳のカバーとして使っているアンリークイールのBOUQUINを、新しいほぼ日手帳につけかえるため本体からはずしたら、一年間お疲れさま、という感謝とともに、このブックカバーにかけ替えます。
使っているのは、自作したブックカバーです。
もともとは、文庫本用に作ったものですが、ほぼ日手帳も同じサイズなので。
過去記事にも書きましたが、手帳カバーが無いままだと、本体のツルツルした表紙の手触りが冷たく感じられて、あまり好きではないんです。
それで、大好きなクラフト紙で包むことにしています。何度か手に取って見返しているうちに、やわらかく毛羽だってくるクラフト紙の風合いも好きなんです。
本棚に並べても、わかりやすいように、背表紙と表紙に、数字スタンプで2016と押したら、作業は完了。
これもまた、いまでは、新しい年を迎える儀式のようなものになりつつあります。
このときばかりは、ともに一年間過ごしてきた相棒を送り出すような、ちょっぴり寂しい気持ちも味わいながら。
ずっと、このスタイルは変わりません。
ブックカバーは2種類あるので、その年々で気分も変えてみたりして。
一年の始まりに合わせて、この作業をするときは、同時に、アンリのBOUQUINをほぼ日手帳本体から完全に外すときでもあります。
一度つけたら、滅多にカバーを外すことがないので(それこそ、外すのは年に一回か二回くらい)、改めて、まじまじと観察してしまいますね。
普段、こんなにじっくりとカバー裏を見ることもないですし。
そしてまた、出動のときです。
使われているスウェード生地が、年を経て、少しずつ擦り切れてきているのを感じつつ。
今年もまた一年よろしくね、と励ましの言葉をかけながら。