先週、京都へ日帰り旅行に行ってきました。
家人が年末年始に使っていた「青春18きっぷ」、最後の１枚が残ってしまって。 もったいないので、私がもらって使用期限最終日にどこか行っておこうと。
そこで１年ぶりに京都へ日帰り旅行に出かけました。
いつもなら、お安い私鉄の一日割引切符を使うので私鉄電車を乗り継いで時間かけて京都へ向かうのですが。
でも今回は、普段なら運賃お高いから滅多に使わないJR１本で楽に京都着でした。
京都国立博物館へ
京都駅から奈良線に乗り継ぎ、東福寺で京阪電車に乗り換えて七条へ。
徒歩10分ほどで京都国立博物館に到着です。
久しぶりに訪れました。十年以上ぶりだったかも？
今は使われていない旧館「明治古都館」です。
レトロ建築大好きなので、何枚も写真を撮ってしまいました。
建築設計したのは片山東熊（とうくま）。
現在、迎賓館として使われている赤坂離宮や東京国立博物館・表慶館、奈良国立博物館などを設計した人物です。
工部大学校出身でジョサイア・コンドルの教え子第一期生。
同期には、赤レンガの東京駅を設計した辰野金吾や、唐津の英語塾で机を並べて辰野とともに学び、その後三菱に入社して丸の内周辺に三菱三号館～七号館を設計・建築した曽禰達蔵などがいます。
明治の西洋建築をめぐるお話は、以前の東京旅行記にも書きました。
（こういう明治初期の西洋建築にまつわるエピソード、大好きなのです）
京都国立博物館は平成21年（2009）に立て替え工事が始まり、平成26年（2014）には今のモダンな「平成知新館」が開館しています。
もしかすると、改築後に初めて来たかも？
「明治古都館」は耐震の関係で平成27年（2015）に閉鎖。（以前来たときは、こっちの建物に入った気がします）
今後、再開できるよう修繕工事の計画が進められているそうです。
今回のお目当ての展覧会は「新春特集展示 辰づくし―干支を愛でる―」。
干支の12支の中で、龍だけは想像上の生き物ですよね。
そんな龍をどのように昔の人々が描いてきたか、龍がどんな存在だったかが紹介されていました。
また、通常展示では大きな仏像に圧倒されたり。
照明の当て方ひとつで、お寺で見る仏像とはまた全然違う仏様たちを見ることができました。
京都国立博物館の公式キャラクター、トラりん。
あまりに可愛くて、ミュージアムショップでは水筒と野帳を購入。
トラりんのモデルは尾形光琳の「竹虎図」。 ほんと、元の作品のお茶目な虎の表情がそのままトラりんになってるんですよね。
博物館敷地内にある前田珈琲さんでランチを。
オリジナルブレンドの「龍之介」がスッキリした味わいで美味しかったので、帰りがけにコーヒー豆も購入しました。
トラベラーズノートに書き込んだ京都旅１ページ目です。
まずは、京都国立博物館のことを書いています。
恵文社・一乗寺店さんへ
ランチの後は京阪電車で北上して出町柳へ。
この頃には霧雨が降り始め、あいにくのお天気に。
叡山鉄道に乗り換えて、一乗寺で下車。徒歩５分ほどで恵文社さんに到着です。
SNSをフォローさせて頂いているので、あまり久々という感じは無かったのですが、実店舗を訪れるのは2015年のトラベラーズファクトリーのノートバイキング で訪れたとき以来だったようです。
まだトラベラーズファクトリー京都が出来る前のイベントですね。
年に１度は日帰りで京都に来ていますが、なかなか一乗寺のお店まで足を伸ばす機会がなくて。通販では何度かお世話になっていたのですけれど。
個性的な本棚はいつまで眺めていても飽きません。
大学時代にこんな本屋さんが近くにあったらなあ、と京都の大学生さんたちが羨ましくなったり。
本数冊とチャイ、隣のギャラリーで雑貨などを購入。
京都駅からは少し遠いけど、また訪れたいなあ。
叡山鉄道で出町柳に戻ったあとは、お気に入りの神社、下鴨神社へ（２度目の）初詣に。
その頃には雨も上がって青空がのぞいていました。雨上がりで空気も清々しい。
下鴨神社は京都では今宮神社についでよく訪れる神社です。
神社へ向かう参道にある糺の森の静けさには、いつも心癒されます。
烏丸御池へ
出町柳から京阪電車で南下して京阪三条で地下鉄・東西線に乗り換え。
烏丸御池で下車して、トラベラーズノートファクトリー京都と、エースホテルの併設カフェ「Stumptown Coffee Roasters」へ行ってきました。
これまで結構歩いて疲れてたので甘いカプチーノとしっとりバナナパウンドケーキが美味しい！
トラベラーズノートファクトリー京都では、引くのを楽しみにしていた新年くじがもう規定数終了していました。残念。
お正月２日から開店していたし、連休もあったし、京都は外人さんの観光客も多いから仕方ないかなあ。
いくつか雑貨を購入して、地下鉄で京都駅へ向かい、帰路につきました。
京都旅２ページ目です。
帰宅後は、美味しかったランチの写真などを自宅のプリンターで印刷して、トラベラーズノートにぺたり。
久しぶりすぎてトラベラーズノート用の写真の作り方をすっかり忘れてしまってたので、自分のブログ記事で再確認しました。
（内容が古かったので、ついでに記事を書き直しておきました）
最近はインスタにも写真をアップしてるけど、やっぱり、愛用のトラベラーズノートにも写真を残しておきたい。
それはトラベラーズノートを使い始めてから、ずっと変わらない気持ちです。
京都旅のときはいつもお世話になる一冊です |
