トラベラーズノート・パスポートサイズのリミテッドセット「リトル・ミィ」を購入しました。
限定セット「リトル・ミィ」
セットには「リトル・ミィ」の原作イラストを使用したトラベラーズノート・パスポートサイズとノートリフィル、ブラス ボールペンやステッカーなどが入っています。
(一緒に写ってるのは、トーベ・ヤンソン生誕100周年記念の限定カバー版ムーミン文庫BOXセット。使用されているイラストを探そうと、本棚から取り出してきました)
ミィといえば、やっぱり赤よね?ということで、もともとつけられていた茶色のゴムバンドを予備として入っていた赤のゴムに換えて。
ゴムを換えるついでに、セットについていたミィのチャームも取りつけておきました。
ノートリフィルの表紙や中表紙にもムーミンのイラストが。
特別なリフィルだから、何に使おうか迷いますね。
ムーミン谷の冬
冬のあいだは冬眠するムーミン一家。なのに、ある冬の夜、ムーミンが冬眠からひとり目覚めてしまうんです。でもムーミンママふくめ、他の皆は眠ったまま。
食べるものもないし、寂しく過ごしていたムーミンの次に、たまたま冬眠から起こされてしまったのがリトル・ミィでした。
外箱やトラベラーズノートに使われているイラストは「ムーミン谷の冬」の一節から。
リトル・ミィが氷の坂を滑り降りるシーンです。いかにも、おてんばなミィらしいですよね。
こちらのイラストも、同じく「ムーミン谷の冬」からでした。冬眠中だったミィが起こされてしまったシーンです。(ベッド代わりのダンボールから顔を出す不機嫌そうなミィが)
ムーミンの思い出
ムーミンといえば、日本ではアニメが有名ですよね。私も子供の頃にアニメのムーミンを見ていましたが、同時にトーベさん描く原作コミックスを子供の頃に読む機会がありました。
小学生のとき、かなり年の離れた従姉妹のお姉さんがムーミンの英語版コミックスの和訳本を譲ってくれたんです。
コミックスはアニメのキャラと外見がかなり違うし、ムーミン谷はなんだか薄暗いし。最初コミックスを読んだときは、「わたしが知ってるムーミンとぜんぜん違う!」と子供心にショックを受けた記憶が。
でも、それがもともとトーベさんが描きたかったムーミンなんですよね。
ムーミン大好きなので、ムーミン展には何度も行っています。トーベさんのインク画を中心とした展覧会にも行ったことがあって。その辺のことはこちらの記事にも書きました。
映画『トーベ』
こちらのおしゃまさんとリトル・ミィのステッカーも「ムーミン谷の冬」のイラストから。
おしゃまさんは「ムーミン谷の冬」で初登場するキャラクターです。赤いストライプのセーターがトレードマーク。
おしゃまさん(トゥーティッキ)といえば、原作者トーベ・ヤンソンさんの長年のパートナーであり、晩年ともに暮らしたトゥーリッキさんがモデルというのは有名なお話。
昨年夏に公開された映画『トーベ』でも、トゥーリッキさんがトーベさんの人生に現れた瞬間を描いていました。
若きトーベの成長や恋愛を描いた映画『トーベ』。トーベを演じた女優さんが溌溂としていながらも、少し陰のある繊細な表情を見せていてとても魅力的でした。
ムーミントロールのおはなしが生まれた当時の背景も知ることができます。
映画公開に合わせてアップされた、ムーミン公式サイトのこちらのブログ記事にも映画の内容や詳しい解説が書かれていて、とても参考になりました。
これからもムーミン
ムーミン大好きなので、文具や食器など、いつもいろいろ買い集めてしまいます。
どうして小さい頃から変わらずムーミンが好きなんだろう?と。
それはアニメの明るいムーミンのお話だけじゃなく、同時にトーベさんのコミックスが持つ少し暗くてシニカルでもあるムーミンの世界にも触れてきたからかな、と思います。
そんな私のムーミン・コレクションに新しく加わったトラベラーズノート・パスポートサイズ「リトル・ミィ」。
以前発売になった、トラベラーズノート・レギュラーサイズのスナフキンVer.を購入しなかったので(迷わずにすぐ買えば良かった・・・!)後悔していたんです。
今回の「リトル・ミィ」幸運なことに抽選に当選することができたので、大事に使っていこうと思います。
まずは年末年始にムーミン全巻を読み返すところから始めようかな?