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Hot Cocoa mix**

旅と文具とカフェめぐり

NAGASAWA PenStyle キップ ロールペンケース5本差しを使っています

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大事な万年筆を入れるためのペンケースは、必需品ですよね。

とはいえ、一般的な筆箱のように、筆記具同士が、中でぶつかるようなものだと、せっかくの万年筆の軸に傷がついてしまうかも知れません。

そんなときのために、間に仕切りがついていて、1本ずつ収納可能なペンケースがおすすめです。

軸がプラスティックのkakunoやラミーは、そこまで気を使わなくても大丈夫なので、私も、ごちゃっと筆箱の中にまとめて入れていますが、1万円以上した万年筆は、中で互いにぶつかることのないペンケースに収納しています。

今年の春に購入したNAGASAWA PenStyle キップ ロールペンケース5本差しも、そのうちの一つ。万年筆を守るために、日々、活躍中なんです。

ふんわり優しい感触のキップレザー

NAGASAWA PenStyle キップ ロールペンケースは、ナガサワ文具センターさんのオリジナルキップレザーで作られたもの。

牛革キップレザーは、ふわふわしていて、しなやかで、いつも触れていたいほど。固すぎず、適度な弾力もあって、とても優しい手触りなんです。

大事な万年筆をふんわり包み込むように収納してくれるので、とっても安心。

「キップステーショナリー」として、ペンケースのほかに、カードケース、ブックカバー、モバイルケースなどの商品がシリーズ展開されています。

革なので、シボも入っているわけですが、ざらついた感じは全くありません。全体に滑らかで、すっと肌に吸いつくような感触がとても心地良いんですよ。

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実は、こちらのロールペンケース。

こうして広げると、ペンレストにもなる優れもの。

収納部分の1本1本のあいだ、ちょうど谷間になっているところに万年筆を置けば、万年筆が知らないうちに、テーブルの上をころころ転がっていくこともありません。

今までちゃんとしたペンレストを持っていなかったので、とても重宝しています。

今日使う万年筆はこれ、と並べておいて、書くものによって、使いわけることもできますから。(インクが入っている万年筆を、毎日使うつもりでも、収納したままだと、あれ? これで今日書いたっけ?と、途中で分からなくなることがよくありまして・・・)

ワインレッドの縫い目がアクセント

NAGASAWA PenStyle キップ ロールペンケースは、私が購入したブラックの他に、ボルドーカラーも発売されています。

いつもの私の色の好みでは、黒よりボルドーを選んでいたかと思うのですが。

でも、漆黒の革の中に、鮮やかに浮かびあがるワインレッドカラーの糸が、上品なアクセントになっていて。こういうのも、おしゃれでいいなあと思い、ブラックにしてみました。

縫い目は、国内の職人さんの手仕事ということで、整っていて、とても綺麗なんですよ。

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ロールペンケースの内部には、エクセーヌという、生地が使われています。これは、東レが開発した、スエードのような手触りの人工皮革です。柔らかく滑らかな生地なので、中に入れた万年筆も、すっと取り出せます。

“エクセーヌ”に使われる原糸は、わずか422g分で地球から月までの約38万kmを結ぶことができる驚異的な細さのミクロ原糸。この繊細で軽やかな糸が三次元不織布構造として絡み合うことによって、優れた風合いや高い機能性が発揮され、ファッションから工業用途まで、さまざまな分野で活躍しています。(東レ・エクセーヌ公式サイトより)

ちらっと覗くワインカラーの生地も、さりげなく、おしゃれなんですよね。一般的なマイクロファイバーは染めにくいものだったところ、エクセーヌは独自の染色の技術で、いろいろな色に染めることに成功したのですって。

だからこそ、縫い糸と、内側の生地の色にうまく統一感が出ているのですね。

こんな細かい部分にまで気が使われていて、万年筆を愛するお店ならではのこだわりだなあ、と思います。

わたしは、このペンケースに、ペリカンスーベレーンM400やプラチナ#3776シャルトルブルー、そして、もちろんNagasawaオリジナルプロフィットなどを入れていますが、上の写真のように、万年筆全体がすっぽり頭まで収まってくれる感じです。これなら、天冠部分も傷つかず、安心ですね。

くるくる巻きつけるのが好きです

もともと、なぜか、くるくる巻くスタイルが好きな私。

カスタマイズしたトラベラーズノートも、革紐でくるくる巻きつけていますし、土屋鞄さんのロールペンケースも、くるくる巻きつけるのが好きで購入したもの。

そんな私ですから、ナガサワさんも、くるくる巻き付けるロールペンケースを出してらっしゃる・・・と、以前から気になっていたのです。

ちょうど、手持ちのペンケースには収納しきれなくなった万年筆の居場所を探していたこともあり、このロールペンケースなら安心、ということで購入したのでした。

NAGASAWA PenStyle キップ ロールペンケースを使い始めて、そろそろ半年になりますが、キップレザーが、ますます、ふんわり手に優しく柔らかくなってきた気がします。こうして、使うほどに自分の手になじんでいく様子は、自分だけの小さな楽しみでもありますよね。

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こんな風にきっちり巻いてやればコンパクトで場所も取りませんし、鞄の中でいつのまにか万年筆が飛び出していたという「事故」もないかと。

不精なので、わたしの場合、普段はこんなにきっちり巻かずに、「ぐるぐる」だけで終わっていますが・・・。でも、そんないい加減さも許してくれるペンケースではないかしら、と思います。

キップ ロールペンケースには5本差しのほかにも、2本差しや3本差し、マルチケースつきの7本差しや10本差しなど、バラエティに富んだラインナップがそろっています。

万年筆を1本だけ入れて持ち歩けるペンシースもありますし、「キップシリーズ」のペンケースを用途に応じて使い分けることで、万年筆を大事に守りつつ、いろいろな場面で使っていけそうですね。

さいごに

私も、日々、ロールペンケースの紐をくるくるほどきながら、さて、今日も万年筆タイムだわ、とわくわくしています。

実は、この「くるくる」のひと手間が、書きものへの高揚感を静かに盛り上げてくれるのかも知れませんね。