サクラクラフトラボ001と003を愛用中です。
SNSで拝見するたび、かっこいい佇まいの筆記具だなあと思っていたのです。
それで我慢できずに、夏の盛りに2本とも購入したのでした。
サクラクラフトラボ001
まずは、サクラクラフトラボ001の紹介から。
真鍮製のボディがとにかくかっこいい!
それでいて、どこかクラシカル。
5色展開のうち、私はブラウンを選んだのですが、この軸上部が(ちょうど親指と人差し指の間に当たる部分)ざらっとした手触りで、それもまた心地良く。
頭冠の部分には細かいスリットが刻まれ、ネジのような外見をしています。
ここを回すとペン先が出てくるというのも、ノック式ボールペンに慣れてしまっていると逆に新鮮で。
インクは黒系のゲルインク0.5mm。
それぞれのボディカラーに合った黒です。
私のばあいはブラウンなので、ブラウンブラックのインクが入っています。 (でも、黒とそれほど変わらない気が?)
とても書きやすいインクなので筆が進みます。
そして、書きやすい理由はもうひとつ。
全体の長さはふつうのボールペンと同じなのですが、低重心になっているのでペン先が動かしやすいのです。 つまり書いていて疲れにくい。
この点も、とても気に入りました。
サクラクラフトラボ003
こちらはサクラクラフトラボ003。
トラベラーズノート・パスポートサイズより少し短いくらいの長さですが、軸が太めでころんとした外観が特徴的です。
私はゴールド軸を選びました。
ゴールド軸はペン全体が真鍮製。55gもあります。(シルバー軸のアルミバージョンだと38gだそうです)
でもこのずっしり感が特別な味わいを感じさせてくれます。
ペン先は001同様、頭冠のネジを回すと出てくる仕組み。
インクは001と同じゲルインクで、003は黒インクのみ。
ペン先は0.8mmなので、0.5mm幅の001よりも少し太めの字幅ですね。
でもその分、インクが多く出るわけで。さらに滑らかな書き心地を楽しめます。
クリップがなくて全体がつるんとしているので、テーブルの上で転がっていきやすいんじゃ? そんな心配ももっともです。
実はペンの内部に「起き上がりこぼし」の機能があって、ころころと転がりにくく、途中で止まりやすいそうです。
そこまで考えられているペンなんですね。
全体が真鍮だからこそ、使いこむほどに色が変わっていくので経年変化も楽しめるそう。
001と003、どちらか1本選べなくて、誕生日でもクリスマスでもないのに両方とも買ってしまいました。
そんな夏の日。
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001からスタートしたサクラクラフトラボ。
現在は008まで展開されているそうです。(今年11月に発売)
それぞれがまったく異なるフォルムと、こだわりのコンセプトを持つサクラクラフトラボ・シリーズ。
お気に入りの1本を探してみるのも良いかもしれません。