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Hot Cocoa mix**

旅と文具とカフェめぐり

寒い真冬に聴きたい音楽

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冬の音楽といえば、クリスマスソングが多いかも知れませんが、早いうちに、とっぷりと日が暮れてしまう真冬にこそ、カーテンを閉めた暖かなお部屋で、ゆったり音楽を聴きたいもの。

そんな「冬の夜長」に、私がよく聴いている音楽を、お気に入りのジャズアルバムを中心に、ご紹介してみますね。

ディズニーの名曲をしっとりした歌声で

小林桂『星に願いを』

つい、「小林くん」と親しみを込めて呼んでしまう、小林桂くんは19歳でデビューしたジャズ・ヴォーカリスト。

デビュー前にインディーズで出したアルバムからメジャーデビューして以降も、ずっと彼のアルバムは聴き続けているので、本当に長いお付き合いです。

そんな彼も、30歳を過ぎまして。さらに、深みのある大人の歌声を聴かせてくれます。

アルバム『星に願いを』は、皆さんお馴染みのディズニー音楽

をジャズテイストにアレンジした一枚。

「星に願いを」のほかに「チムチムチェリー(メリーポピンズ)」や、「ビビディ・バビディ・ブー(シンデレラ)」なども収録されています。

特段、冬に関係ある曲が入っているわけでもないんですが、アルバムタイトルにもなっている名曲「星に願いを」を聴くたび、蒸し暑い夏の夜空というより、どこか冷たい夜気の中、冬の夜空に煌く星を見上げた光景が、いつも思い浮かんで。

まるでビロードのように優しく包み込んでくれる小林くんのハスキーな美声に酔ってみてくださいね。

星に願いを
星に願いを
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小林 桂 ポニーキャニオン (2013-11-20)

また、『SCENES』というアルバムでは、有名な映画音楽ばかりを歌っていて、とくに「ひまわり」のメインテーマは切ないほどです。こちらも、おすすめの一枚。

Scenes
Scenes
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小林 桂 ポニーキャニオン (2010-11-17)

スタイリッシュなニューヨークの夜を

『ビギン・ザ・ビギン』ニューヨーク・トリオ

ニューヨーク・トリオは、もともと、ジャケ買いならぬ、ジャケレンタル(TSUTAYAでジャケットを見てレンタル)したのがきっかけでした。

「ニューヨーク」の名にふさわしい、都会的なスタイリッシュな音で、とても聴きやすいアレンジが特徴のジャズトリオです。

日本で発売されているアルバムのほとんどを持っているくらい、(とはいえ、全部レンタルですが)昔から、好みの音なんですよね。

こちらのアルバム・ジャケットは水着姿の女性なので、全然冬らしくないのですけれど、1曲目の「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」がコール・ポーター作詞作曲の大好きな曲なので、選んでみました。

アルバムに収録されているものはインストゥルメンタルですが、「YOU’D BE SO NICE TO COME HOME TO」の歌詞に

Under stars,chilled by the winter

という一節があって。

「星々の下、冬の寒さに震えても」というような意味でしょうか。(このあと、8月の燃えるような月の下でも、と続くので厳密には、冬の歌ともいえないんですけど)

他にも、

You'd be so nice by the fire

という歌詞が冒頭にあって。 「暖炉のそばで君と過ごせたら、どんなに素敵だろう」と歌っているので、やっぱり、私の中では冬のイメージが強い曲なんです。

冬の夜、という言葉から連想するなら、ニューヨーク・トリオには、『夜のブルース』という名盤もあります。まさに、これらのアルバムは、大人の夜の過ごし方にはぴったりです。

ビギン・ザ・ビギン
ビギン・ザ・ビギン
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ニューヨーク・トリオ ヴィーナスレコード (2010-09-15)
夜のブルース
夜のブルース
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ニューヨーク・トリオ ヴィーナスレコード (2010-09-15)

ちなみに、小林くんも「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」を『So Nice(ソー・ナイス)』というアルバムで歌っています。(もちろん、アルバムタイトルはこの曲の歌詞から取ったもの)

当時、小林くんがこれを歌ったのは20歳!

その若さで、この深い表現力には、本当に驚かされました。

ソー・ナイス
ソー・ナイス
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小林桂 EMIミュージック・ジャパン (1999-12-16)

ウッドベースの音色に包まれる冬の夜

『I'M STILL HERE』キヨシ・キタガワ・トリオ

今回、クリスマスソングじゃない、冬に聴く音楽について書くにあたって、まず思い浮かんだのが、このアルバムのジャケットでした。

真冬のニューヨーク。肌寒そうな裏通りを肩をすくめ気味にウッドベースを抱えて歩く北川さんの姿です。

ジャケットのイメージもあって、真夏よりも、むしろ真冬の夜、暖かな部屋でゆったりと聴きたい一枚として、私の中では位置づけられています。

ウッドベース・ピアノ・ドラムという、シンプルな3ピースで演奏されるのは、濃密でありながら、美しいメロディの数々。その音は、どこか、ドライでストイックなニューヨークの風景とも重なります。

北川潔さんが奏でる、温かみのあるウッドベースの音色にぜひ浸ってみてくださいね。

試聴はこちら→ 【澤野工房】I’M STILL HERE/キヨシ・キタガワ・トリオ

I'M STILL HERE
I'M STILL HERE
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キヨシ・キタガワ・トリオ 澤野工房

さいごに

冬の音楽の代名詞とも言える「雪」がつく曲は一曲もありませんでしたが、まあ、そういうのは、逆に、J-POPでもよく取り上げられてますもんね。

自分なりのこだわりで、冬にぴったりだと思う曲を選んでみました。そういうアルバムを皆さんも、探してみてくださいね。