トラベラーズノート・パスポートサイズを使うようになって気軽に、ノートを屋外に持ち出せるようになった気がします。
普通のノートやほかの手帳と同じはずなのに、アウトドアにも似合うというか、すっと、風景の中に違和感なく溶け込んでしまう存在というか。
こんな風に、無造作に置いてみても、サボテンとうまく共存していけそうです。
元々が、気軽に手に携えて持ち出そうというコンセプトのノートだから、おおざっぱに扱っても大丈夫。そんな安心感がどこかにあるんですよね。
少々、表面の革に消えない傷がついているくらいが、ワイルドで好きです。
これは、旅した証みたいなものだから。
先月訪れた、高松築港そばの北浜Alleyが、錆びた古い倉庫をそのまま、カフェや雑貨ショップとして使っている、シャビーでジャンクな場所で。
そこには、私の大好きな風景がいっぱいありました。
さきほどのサボテンとのツーショットもそうですが、屋外のちょっとした場所に、マイ・トラベラーズノートを置いてみて写真を撮ってみたり。
こちらは、以前の記事にも書いた、北浜Alley内のカフェ、umieの一角。
こういった雑貨の並べ方、好きです。
ピカピカで新しいものより、ジャンクな風合いのもののほうが好きなので、そういう意味でも、革の端をざっくり切りっぱなしにしたトラベラーズノートの外観が好きなのかも知れません。
うまく言えないけれど、ここはトラベラーズノートと同じ空気感を持っている場所。
そんな気がしました。
ひと気もない、港の昼下がり。
「書を捨てよ、町へ出よう」じゃないけれど、トラベラーズノートを手に、旅に出よう。
どんな小さな旅でも、日帰り旅でも、隣町へのお散歩旅でも、新しい風景を目にして、なにかひとつでも心に響くものがあれば、それは「旅」に違いはないから。
これからも、マイ・トラベラーズノートとともに、まだ見ぬ町や景色のなかへ、旅を続けていければとおもっています。