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旅と文具とカフェめぐり

トラベラーズノートのある風景・7

20170107153305

またまた、半年ほど、空いてしまいました。久しぶりの更新となります。もうすっかり、忘れられているかも、ですね~。

しばらく、文具から遠ざかっていたのですが、このところ、家族の病気のことでいろいろとありまして、精神的に、かつて無いほどに落ち込んだりもしたのですが、そんなときに、心の癒しになってくれたのが(意外にも)文具でした。

とはいえ、今年はまだ、新しい万年筆を買ってはいないのですけれど。 また、マイペースで、文具に限らず、小さな旅のことなど、気ままに書いていけたらと思っています。 よろしくお願いします(^^)

先日、ほんの数時間だけ、京都に行ってきました。

治癒祈願の神社めぐりが目的です。母がお百度参りで有名な石切神社に行ってきたそうなので、私は京都方面へ。

京都の数ある神社の中でも、私が一番好きな神社が今宮神社です。地下鉄で北大路駅まで行き、北大路バスステーションから、バスで10分ほど。

とても、こじんまりとした小さな社なのですが、鎮守の森に囲まれて静かで癒されるお社なんです。

ずっと、いつまでも、境内に佇んでいたいと思わせてくれるほど。「疫病鎮護の神様」ということで、治癒祈願をして、お守りを頂いてきました。

今宮神社の次に、好きな神社が下鴨神社で、京都に行くときは、ほとんどいつも訪れるのですが、今回は、あまり時間も無かったので、今宮神社からバスで直行できる、上賀茂神社へ。46番バスで10分ほどです。

上賀茂神社、正式には、賀茂別雷(かもわけいかづち)神社。

世界文化遺産でもある、こちらのお社には、何度も訪れていて、本殿特別参拝をしたことも。境内には、鬼門と裏鬼門の位置に、2つの円錐形をした、有名な「立て砂」がありますが、その砂の、とんがった頂きには、2本と3本の松葉がささっています。

これが何なのか、ずっと気になっていたので、恥ずかしながら、お守りを頂くついでに、巫女さんにうかがってみたところ、この、本数が違う松の葉は、それぞれ、陰と陽をあらわしているのだとか。 もともと、本殿なども無かった昔には、この立て砂が神様が降りられる場所だった、とも。

とてもメジャーな神社ですが、いつもながら、高い格式にひたすら感じ入ってしまいます。小雨降る中、広々とした境内を歩いて、清清しい空気に触れてきました。

(こちらのお社の境内には、「神馬舎」があり、神馬がいるそうなのですが、実は、私は一度もお目にかかったことがありません。この神馬舎、「馬に食べ物を与えないで下さい」という張り紙が普通だと思うんですが、「馬に話しかけないで下さい」となってるのが、いつも、とても不思議だったり・・・)

ところで、今更ながら、トップの写真ですが。 京都へ行くときは、たいてい私鉄利用なので、一年に数回だけ、期間限定で使える「スルッとKANSAI」3daysチケットか、それが使えない時期は「いい古都チケット」を利用します。

今回は、トラベラーズノートと一緒に写っている「いい古都チケット」を使ったんですが、以前は阪急版しかなかったと思うのに、今は阪神・阪急版となっていて、とっても便利でした。京都では、いつも、地下鉄とバスを乗り継いで、あちこちと移動するので、京都中心部の地下鉄・バス乗り降りフリーは、欠かせません。

昨年12月以来の、京都(数時間だけ)ひとり旅。

京都滞在時間は3時間半ほどでしたが、久々の京都は、やっぱり癒される場所でした。