Hot Cocoa mix**

旅と文具とカフェめぐり

トラベラーズノートのある風景・5

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先日の東京旅行の折、丸の内のDEAN&DELUCAにて。

関西にはDEAN&DELUCAの店舗が無いので、行っておきたかったのでした。 (追記;当時は関西には無かったですが、現在はあります(^^;)

以前、あまりに早い時間に東京駅に着いてどこも開いていなかったので、ぶらぶら適当に歩いていると、こちらのお店に辿りついたことがあって。

そのときは何も買い求めなかったのですが、先日、B'zの稲葉さんが、DEAN&DELUCAのコーヒーを「この苦味がちょっと強い感じが好きです」と、御自分で撮った写真とともに、ファンクラブの会報に書いてらしたので、これは東京に行ったら、飲んでおかねば、と(笑)

しかし、いざ店頭でメニューを見ると、期間限定のプレミアム・チャイティーラテが美味しそうだったので・・・。 稲葉さんお気に入りのコーヒーは、また次の機会に飲むことにします。

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トラベラーズノート、あちこち旅先に持ち歩いているせいか、結構、革の表面に細かい傷がついてきたかも? それもまた、味があって、いいんですが。

これから、私と一緒に、どこへ行ってくれるのかな、と思うと愛着も湧いてきます。

昔から、旅行が大好きです。

今は国内旅行が主ですが、昔は、イギリスばかりに行ってました。 仕事の夏休みには、必ず、イギリスへ。幾つか職が変わりましたが、どこも、お盆とは関係ない仕事だったので7月初旬には、少し早めの夏休みを取って、フリー旅行でイギリスへ。

まだインターネットなど無かった頃、ある年などは、二週間のイギリス一人旅を。 その間、泊まるB&Bも日本から全く決めていかずに、宿は、その時々の、行き当たりばったりで手配して。

なので、明日はどの町に行こうかなあ、と現地のツーリスト・インフォメーションでもらってきたパンフを、毎晩、B&Bのベッドにごろんと寝転んで、眺めたりもしていました。 またそのときは、今回はロンドンからスコットランドのグラスゴーまでバスだけで旅する、ということだけ決めて、日本を出発しました。

イギリスは鉄道網よりも、長距離バス(コーチ)路線のほうが多いんです。 もともと、何もない場所を走る鉄道よりも、街中を走るバスの車窓から眺める景色のほうが好きだったりしたので。 結局、一回だけ、どうしても、一日一本しかバスの無いところがあって、10分だけ列車で移動→地下鉄に乗換→バス発着所へ、というのはありましたけどね。 列車って早い!とそのときは思いました(笑)

まあ、そういうワガママで無謀な旅も、一人旅ならではというか。 さすがに、二週間も日本語を話す相手がいないままだと、帰国してからも、なかなか日本語が出てこなかったです。

(ただ、このときはスコットランドのパースという小さな町のツーリスト・インフォメーションで、小さな子供さん連れの日本人の御家族と、偶然、お会いしてその方たちの車で、一緒にパース観光にも連れていって頂いたので、二週間のうち、この一日だけは、日本語を話すことが出来ました)

もし、その当時に、トラベラーズノートみたいなノートがあって、一緒に旅できていれば良かったなあ、と思うことがあります。 そうすれば、イギリスの思い出を、いろいろと書き止めておけたかも。

とりあえず、先日、実家の天袋にしまってあったイギリス旅行のときのチケットやパンフなどを、引っ張り出してきたのでトラベラーズノートのリフィル表紙に、貼り付けたりはしましたけれども。

これらのチケットを見るだけで、その場所に行ったときのことなどを今でも、鮮明に思い出せます。 旅の思い出って、いつまで経っても、甘酸っぱいものですね。