一年中、BGMにはジャズを聴いていることが多いです。(B'zの次くらいに・・・)
毎年、夏になると、聴きたくなるジャズ・アルバムがあります。
そんな私のお気に入りの、夏にぴったりのアルバムを、何枚か紹介しますね。(ジャンル的にはジャズだけど、夏ということで、ボサノヴァ風の曲が多いかも?)
BGMで夏を快適に過ごしてみませんか?
ジャズ&ボサノヴァの名作でゆったりと
ジャズと一口に言っても、いろんな種類があります。(ディープなマニアではないので、それほど知っているわけじゃないですが)
私が好きでよく聴くジャズは、割とゆるいタイプのジャズというか、ジャズの中でも、比較的スローで穏やかなもの。
このアルバムは、夏が近づくとカフェでBGMに流れていたり、ラジオでも流れていたりするので、一度は耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
もともと、ジャズのサックス奏者の中でも、スタン・ゲッツが好きで、昔から聴いていたのですが、そんなスタン・ゲッツのアルバムの中でも人気が高いのが、こちらの、ブラジルのボサノヴァ歌手ジョアン・ジルベルトとのコラボレーション・アルバム。
伝説の人、ブラジルの大作曲家であり、ボサノヴァ・ピアニストのアントニオ・カルロス・ジョビンも参加しています。
1964年に発表された、このアルバムは、未だにジャズ・ファン、ボサノヴァ・ファンからも名盤と言われています。発売から50年経った今聴いても、全然、古臭くも色あせてもいない音。
だからこそ、名盤と言われるのでしょうね。
初夏の風のような心地よいヴォーカルに包まれて
次は、爽やかなヴォーカル・アルバムなど、いかがでしょう。
鈴木重子さんは、ジャズ・ヴォーカリストとしてデビューしましたが、ボサノヴァっぽいアレンジの曲もありますし、洋楽の懐かしいスタンダードをカヴァーすることも多いので、ジャズ初心者にも聴きやすいと思いますよ。
ハスキーに優しくささやくような歌声には、とても癒されます。
こちらのアルバムには『イマジン』や『ティアーズ・イン・ヘヴン』などが収録されています。
私は12曲目の『ザ・ローズ』が一番好きで、しっとりと情感のこもった歌に、いつも心打たれます。(『ザ・ローズ』は、ジャニス・ジョップリンをモデルにした映画で、ヒロインのローズを演じたベット・ミドラーが、主題歌も歌っています)
このアルバムには、『メロディ・フェア』や、『グリーンスリーブス』など、耳慣れたスタンダード・ナンバーが収録されています。 特に、8曲目の『椰子の実』はボサノヴァ風のアレンジで、夏にはぴったりの一曲です。
ジャズ・ピアノで癒しのひととき
ジャズ・ピアニストの中で一番好きなのが、木住野佳子(きしのよしこ)さん。
クラシック専用ホールや小さなライブハウス、京都のお寺でのライブなどにも行きました。
ジャズピアノというと、激しいイメージもありますが、木住野さんの弾く曲は、こぼれるように綺麗な音色のピアノがとても美しく、とても優しいのです。
こちらは、木住野さん初めてのボサノヴァ・アルバム。白鳥英美子さんもゲストでヴォーカル参加しています。
自作曲のほか、『ノルウェーの森』や『コルコバード』などが収録されています。
自作曲のほか、前述のアントニオ・カルロス・ジョビンの曲(『おいしい水』や『ワン・ノート・サンバ』など)も収録されています。 1曲目の『夏への扉』は、爽やかな夏へのお誘い。 4曲目の『紫陽花』は、情感たっぷりに、切ないメロディが印象的な曲です。
ボサノヴァではあるのだけれど、そこはジャズ・ピアニストとして巧みなアレンジとメロディで、繊細に流れるようなピアノの音を楽しめます。
おすすめのJAZZ系ネットラジオ
最近は、ネットラジオでジャズを聴くことも多いです。 私のお気に入りは、JAZZRADIO.com。
無料で、いろいろなジャズの中からお好みのジャンルを聴けるので、普段、聴かないようなジャンルも聴くことができて。タブレットにもアプリを入れているので、リビングでも聞いたりしています。
PCからだとブラウザ経由でOK。登録しなくても無料で聞けます。(よく聴くので、ブックマークツールバーに常駐させています)
各種ジャズのほか、Paris Café、Smooth Lounge、Bossa Novaなどもあって36局あるチャンネルの中から自由に選べます。 私がいつもかけている局は、Smooth Jazz 24'7。センスが良い選曲がお気に入りです。
季節や、そのときの気分で、曲の雰囲気を選べるのが良いですね。(夏こそ、Bossa Novaチャンネル!)
・GooglePlayよりダウンロード
・iTunesよりダウンロード
これから待つのは、蒸し暑い夏ですが、 夏だからこそのBGMで、夏を楽しんで乗り切りましょう。