前回記事で、kakuno万年筆ライトグリーンを紹介しましたが。 このkakunoさんを購入するきっかけになったのが、先に買い求めていたインク、神戸インク物語SOLライトグリーンでした。
神戸インク物語は、神戸のさまざまな街をイメージして作られた色に、その街の名前がついたナガサワ文具センターさんのインクです。今では40種類以上のインクがあって、それぞれに、神戸の風景を彩っています。 (神戸在住の私が住む街の名前がついたインクもありまよ)
そして、この秋、神戸国際会館SOLにナガサワ文具センターさんの店舗のひとつ、La lettre de Kobe(ラ・レットル・ドゥ・コウベ)が新しくオープンしたのを記念して特別限定販売されたのが、神戸インク物語SOLグリーンとライトグリーンです。
これは、La lettre de Kobeの店舗のみで販売されているインクということで。早速、お店に行って、買い求めてきたのでした。
当初、サイトで見ていたときは、SOLグリーンのほうを買うつもりでいました。私の好きな抹茶色というか、濃い緑系のインクだったので。
それが実際、店舗に伺って、ガラスペンで試し書きをさせて頂いて、すでに手持ちのインク、Kobe INK物語・舞子グリーンと色を比較してみたりしていたとき、ついでにSOLライトグリーンでも試しに書いてみたんですよね。
すると・・・あれっ? 思ってた色味とちょっと違う。
もっと明るい黄緑色かとばかり思っていたら、紙に書いたときはそうでも、すぐに色が落ち着いてきて、私が結構好きな、中間色っぽいグリーンというか、彩度が低いアップルグリーンというか、そんな色味になってきたんです。
一方のSOLグリーンは紙に書くと、手持ちの舞子グリーンよりも、さらに暗めの抹茶色。こちらも捨てがたかったけど、当初は買うつもりのなかった、SOLライトグリーンのほうが、色味の変化が面白かったので、買い求めることにしたのでした。
こういう、明るめの色のインクを買うのは初めてです。
半ば衝動的に買ってみたはいいけど、手持ちの万年筆で、合いそうなものは・・・うーん、思い当たりません。もう、ガラスペンで書けばいいかなー、と思っていたところ、後日、kakuno万年筆のライトグリーン軸を見て、あっ、これなら、ぴったりの組み合わせじゃないの!となりまして。
SOLライトグリーンを入れたkakunoで、モレスキンに書いてみました。モレスキンは紙自体がクリームがかってるからか、彩度はまだ少し明るいままですね。
むしろ、ほぼ日手帳の真っ白な紙に書いたほうが、色味が変わっているかもしれません。(写真だと分かりにくいかな?)
ほぼ日手帳に貼り付けた、インクの説明カードに、SOLのロゴが書かれていますが、この「O」の部分が、まさに、SOLライトグリーンの色ですね。
私にしては珍しいインクの色のチョイスとなりましたが、こういう出会いもまた、面白いもの。そこから、さらにkakunoさんにもお越しいただくことになったわけですから。
神戸国際会館SOLは、三ノ宮駅からも近いので、神戸観光の際は、ぜひ、お立ち寄りください。
いろいと、雑貨を扱うお店も多く入っていて、La lettre de Kobeさんも、本店のナガサワ文具センターとはまた雰囲気が変わって、女性向きのおしゃれな文具を中心に取り揃えられています。
綺麗なガラスペンも展示されていて、気軽に試し書きできますよ。
これまでもSOLに行くと、フランスパンを日本に広めたビゴさんのお店、「ビゴの店」にパンを買いに行ったり(こちらのお店のカスクートが大好き!)、タイムレス・コンフォートで食器を見て回ったりしてましたが。
さらに、これからは、La lettre de Kobeさんで、大好きな文具を見て回る楽しみも増えました。