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旅と文具とカフェめぐり

それからの紳士なノート

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このところの書き写しノートは、もっぱら、「紳士なノート」こと、アピカのPremium C.D.Notebookを愛用しています。

昨年末、このノートを使い始めたときのことは、こちらの記事で紹介しました。

【過去記事】Premium C.D. NOTEBOOK

ノートを選ぶときの基準は、私の場合、万年筆で書いても滲まずに、ストレスフリーなことが最優先なので、こちらの「紳士なノート」はそういう点でも、今のところ満点で、すっかりお気に入りです。

もちろん、見た目が気に入って、つい買ってしまうノートもありますが。それはそれで、万年筆以外で書く用として使ってます。

記事の書き写しで新しい出会い

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紳士なノートには、現在こんな感じで、主に新聞の記事を書き写しています。

日記として使用している、ほぼ日手帳には、その日の記録を自分の言葉で書いていますが、書き写しとなると、他の人が書いた文章ですから、当然、言い回しや使う単語も変わってきます。

歴史や美術が好きなので、そういう関係の記事を書き写しながら、万年筆の書き味を楽しむと同時に、新しい言葉や難しい漢字との出会いも楽しんでいます。

上の写真で書き写している記事は「樵隠悟逸墨蹟 与無夢一清偈」。

こんな漢字の組み合わせ、まず、自分の中の語彙から出てくることはありませんもんね。

結局、自分の言葉というのは、自分が覚えている限られた語彙からしか生まれてこないものなのですよね。また、読むだけなら、さらっと表面だけを読み流すことも可能ですから。

そこを自分の手で、他の人が書いた文章を書き写すことで、難しい言葉や漢字、文章の組み立て方などを学べる気がしています。

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昔、漢字の練習で、同じ漢字ばかり何度も書いているうちに、だんだん味気ない図形のように見えてきてしまって、最後には何を書いているのかも分からなくなったこと、ありませんか?

勉強とはいえ、この書き写しは、趣味も兼ねているので、やっぱり、楽しく書きながら学べることが一番大事じゃないかな、と。

自分にとって興味深い分野の記事を手本にしているからこそ、イヤイヤじゃなく、楽しみながら続けていけるんだと思っています。

そのために、そこの紙面だけは読まないようにして、書き写すときに、あえて初見になるようにしているんですよ。

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先を知りたい、謎を知りたい、という知的好奇心ほど、ワクワクできて、楽しいことはありませんから。

Twitterにもアップしています

時々、Twitterにも、紳士なノートに書いた様子をこんな風に、写真でアップしています。

これからも、この「#本日の紳士なノート」タグをつけて書き写しの写真をアップしていけたらと思っています。