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旅と文具とカフェめぐり

LAMYサファリ2016年限定色ライラックを買いました

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一応、自分としては、万年筆愛好家だと思っていますが、万年筆を新しく買うのは、実に2年半ぶりくらいだったでしょうか。

このLAMYサファリ2016年限定色ライラックは、ネットで写真を見て、まさに一目惚れの軸でした。

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どちらかといえば、全体的に、和の雰囲気さえ感じさせるような、濃い紫色のボディ。

ライラックと聞くと、北海道の初夏の花を思い浮かべますが、ライラックの花は、もっと淡い赤紫に近い色じゃなかったかな?とも。

だからなのか、日本での商品名は「限定ライラック」ですが、LAMY公式英語サイトのページではdark lilac(ダーク・ライラック)となっていました。

日本の伝統色でいえば、さしずめ、茄子紺でしょうか。さきほど、晩御飯の茄子カレーを作っている最中、茄子を切りながら、そんなことをふと思ったのですが、まあ、限定・茄子紺色とはいきませんもんね。

ペン先は、通常仕様のステンレスに、黒の塗装が施されています。 (ステンレスだと、やけにピカピカ目立ってしまうし、インクも目立つので、実は、こっちの黒塗装のほうが好きだったりします・・・)

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軸とペン先の仕様は、わたしが万年筆に興味を持ち始めてから、一番最初に購入した万年筆、LAMYサファリの黒軸と同じでした。(2本、並べてみました)

軸の表面は、ざらっとした艶消し塗装になっています。 公式サイトによると、これは「safariが世に出た1980年当時と同じ、マットなボディ」なのだとか。

この、ざらついた軸、持った手が滑らなくて好きなんですよね。 つるつるじゃない触り心地も好きなんです。

ペン先部分は黒の塗装で、クリップも通常のサファリの場合、ほとんどが銀色の金属製ですが、サファリブラック同様、黒の樹脂になっています。

今回の限定サファリは、全体に佇まいがシックで、そんなところにも惹かれたのかもしれません。

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サファリブラックは、まだ万年筆のことをよく知らない頃に購入したので、Mニブなのですが、これが、手帳に書き込むには、字幅が太くて、私の用途的には、ザンネンながら、あまり活用できないニブで、すっかりお蔵入りに・・・。

そんな教訓を踏まえて、以降、サファリを購入する際にはEFニブでないと、と思っていたので、今回の限定ライラックも、EFニブを購入しました。 (他に持っているサファリといえば、限定ピンクだけなんですけれどね)

Lamyサファリ限定ライラックには、店舗での購入時に一箱つけて頂いた、限定色のカートリッジを入れてみました。(一応、コンバーターも一緒に購入)

ほぼ日手帳に書いてみると、こんな感じです。

ほぼ日手帳の方眼には、やはり、EFでぴったりですね。

サファリは、どちらかといえば、明るい軸色が多く、カジュアルな印象の万年筆ですが、限定ライラックは全体的に色も落ち着いているので、いつものプラスティック製で軽いのに、手元がシックに見えて、ビジネスシーンで使っても、逆におしゃれで、大丈夫ではないかしら、と。

茄子紺色・・・ではなくて、ダークライラックカラーの限定サファリを、同系色のインクとともに、茄子も旬になる初夏に向けて、さらに愛でていきたいと思っているところです。