Hot Cocoa mix**

旅と文具とカフェめぐり

冬枯れ~冬の足音をききながら

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日増しに気温も下がりつつあって、いよいよ冬も近いと思ってしまいますね。

そんな中、先日、Pen and message.さんで、冬らしいインクを買い求めてきました。

寒くなったら、絶対に使おうと、すでに春先から決めていた「冬枯れ」です。

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Pen and message.さんのオリジナル・インクは、「朔」に続いて、これで二つめとなります。

・「朔」を買ったときの記事はこちら

インクの色合いは、ラベルに「消炭色」とあるように、濃いねずみ色をしていて、黒と灰色の中間のような色です。 リスシオ・ワンのノートに書いてみると、こんな感じです。

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Fニブで書いたものですが、明らかに、黒ではありません。とても上品な、濃い灰色です もっと拡大してみると、このようになります。

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黒だと、同じ字を書いても、きっと、もっと押しが強いのでしょうけれど、この「冬枯れ」だと、その一歩手前、控え目な色とでも言えばいいのでしょうか。 私の勝手なイメージでは、アイルランドの船乗りたちが着るような、ざっくりとした編み目のアラン・セーターの色。 とても暖かそうで、ふわふわの毛並みの羊を連想させます。 そういう意味でも、秋冬の色かな?なんて。

「紙面が文字で埋まってもうるさくならない色」ということで、このインクを作られたそうですが、ノートにびっしりと書きこんでみても、すっきりした印象になって目がちかちかすることもありません。 こちらは、モレスキンに書いたものです。

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こんな風に、特に、モレスキンには、ページいっぱいいっぱいに最初から最後まで書きこむことが多いので、ブルーブラックなどの青系統のインクで書くときとは、また違った気分で、ノートを埋めていくことが出来そうです。