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旅と文具とカフェめぐり

2015年の手帳①~ESダイアリーを使い始めました

ロフトやハンズ、その他の文具店で手帳コーナーが充実し始める10月頃から、つい先日まで、実は、手帳ジプシーでした・・・。

現在使っている手帳以外に、こういう用途で使いたい、というものがあり、それに合った2015年度版の手帳をずっと探していたんです。

結局、これなら良さそうかな?と、気になったものを何冊か新しく買って使ってみることに。

ESダイアリーは、そのうちの一冊でした。

ESダイアリーの使い心地

いざ、家に帰ってESダイアリーに書き込んでみると、使い心地がとても良くて。

本来は、ただ、数値を並べて書き込むために買ったのですが、それだけじゃ、あまりにもったいなさすぎる、この書き心地!

もしかすると、来年(2016年度版)は、普段使い用にステップアップしているかもしれない予感が早々にしています。

ESダイアリーは、文房具専門誌『趣味の文具箱』を発行している枻(エイ)出版社から出ているダイアリーです。

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サイズはB5・A5・B6変型・A6の4種類。 私が購入したのは、ラインナップの中では一番小さいA6サイズ。

大きいサイズのほうがいっぱい書けるんですが、パソコンのキーボード前で書くことが多い用途のため、狭いデスクスペースには、このくらいのサイズがベストかな、と。

小ぶりなので、女性の手で持ちやすいのもお気に入り。

表紙のカラーは黒を含めて5色あるそうですが、私が店頭で見たときには、黒と赤の2色のみでした。

この赤が、うまく写真に出なかったんですけど、深くて濃い赤なんですよ。紅の色とでもいうのかしら。どちらかといえば、万年筆の軸の色のほうに近いかも知れません。

シンプルな黒のダイアリーにしようと思っていたはずが、こういった赤は大好きなので、迷った末、赤にしてしまいました。

黒表紙のほうは手触りがさらっとした素材でしたが、赤の表紙はワニ革みたいでとても、おしゃれなんです。

ESダイアリーの中身をチェック

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月間カレンダー部分です。

左端にはTO DOリストに使えそうなチェックボックスもあります。ちょっとしたことなんですが、これは便利ですよね! 日付の数字や曜日も、シンプルにまとめられています。

メインのダイアリー部分の形式は、6種類あるそうです。(サイズによって、販売されている形式が異なります)

バーチカル式、レフト式、見開き1週間式、1日1ページ式、バーチカルの右横に5mm方眼のメモ欄つき、見開き1ケ月式(後半にノートページつき)。私は見開き1週間の形式を選びました。

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もともと、1週間分がぱっと見渡せて、しかも文字を書くスペースがいっぱいあるものを探していたんです。

日付と曜日だけが印刷されていて、余分な情報は一切なし。とてもシンプルで、洗練されたデザイン。文字を書き込むことを最優先に考えてくれているのが分かります。

時間軸は無いので、細かな時間管理が必要なら自分で書くことになりますが、決まった予定を書くことが少ない場合や、私のようにスケジュールを書くために使うわけじゃない場合は、このシンプルさが逆に嬉しいです。

巻末には、便利なユーティリティーページがいろいろ。

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さすが、出版社が出すダイアリー。紙のサイズや、文字の大きさ(pt)サンプル一覧まで。A5とかB4とか、ぱっと正確なサイズが分からなくて、いつも検索して調べますもんね。

万年筆で試し書き

早速、すでに過ぎた11月のページを使って、万年筆で試し書きしてみました。

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万年筆ファンのバイブル、「趣味文」を発行されている会社だけあって、万年筆での書き心地はとても良いです。

使った万年筆はすべて細字ですが、裏写りもありません。(太字やフローが良いものなら、どうなのかは分かりませんが)

紙は、適度につるつるで、適度にざらりとしている感じです。あまり、つるつるしすぎていると、ペン先が滑ってしまいますから、このくらいが丁度良いのではと思います。

個人的に、クリーム紙は目が疲れないという理由もあって、大好きなんですけど、その上、この書き心地とあっては、前述のように、毎日、数字を書くだけなんて、ちょっともったいない気が・・・。(まあ、もともと、その用途のために買ったんですけど)

紙は王子製紙の上質紙「OKシュークリーム」だそうです。なんて美味しそうな名前! たぶん、初めて書く紙かな?(OKサンドとか、OKミューズとかは昔から馴染みがあるんですが)

万年筆のほかに、ボールペンや鉛筆の書き心地も良い紙だそうですね。また試してみなくては。

ぱたんと180度開きます

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こちらのダイアリーを購入した理由は他にもありまして。

それは、ぱたん、と開くこと。

この写真を撮っていたときは、まだあまり使ってないため、開きにくかったのか、重しを置いていますが、本来は、ほぼ日手帳のように、パタンと180度開きます。 これは、ほぼ日手帳同様、開きやすい「糸がかり製法」だから。

万年筆で書いた直後、勝手にページが閉じてしまうと、まだ乾いていないインクの文字が写ってしまったり、こすれて滲んだりしてしまうのが困りもの。

でも、ダイアリーで180度フラットに開くものってなかなか無いんですよね~。

前述のように、パソコンのキーボード前で書くため、狭い作業スペースには、重し用のペンケースとか置く場所もありませんし。

開いたままにしておけるというのは、私のような万年筆使いにはかなり得点高いです。やはり、ほぼ日手帳で慣れてしまうと、フラットに開くことが前提になってしまいますね。

すっきりしたレイアウトの理由

透明カバーを外す前についていた帯によると、こちらのダイアリーの全体的なレイアウトやデザインは、クリエイター集団「PEACS」によるもの。枻(エイ)出版社の雑誌や書籍も手掛けているデザイナーグループだそうです。

道理で、個性的でありながらシンプルなフォントや、薄いグレーに統一された細い罫線の色など、とても見やすくて、すっきりとしたデザインにまとめられているわけですね!

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予想外に、万年筆での使い勝手がかなり良くて、私の中では好感度がぐんぐん急上昇中のESダイアリー。紙面デザインも、とても好みです。

さいごに

1月始まりダイアリーではありますが、今年の11月のページからあったので、すでに使い始めています。

また、半年ほど使ってみての感想や、その後の様子など、御報告できればいいなと思っています。 2015年度ダイアリーを探している方、買ったはいいけど、しっくり来なかったという方、一度、検討してみてはいかがですか?

ダイアリーって、実際に使ってみないと、自分に合ってるかどうか、使い勝手なども分からないものですもんね。