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旅と文具とカフェめぐり

エッグシェル色のペンシース

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こちらのペンシースを買い求めたのは、昨年12月でしたが、まだ紹介していませんでしたよね? 改めまして、カンダミサコさんの一本差しペンシースです。

ちょうど、ビスコンティのヴァンゴッホ・バニラを入れるのに一本差しのペンシースが欲しいなあ、と思っていたんです。

そのとき、発売されたばかりの『趣味の文具箱 Vol.15』にも、ペンシースやペンケースの特集が、ちょうど、あったんですが、ちょっとゴツいというか、男っぽ過ぎるというか・・・。 あんまり、バニラを入れるイメージじゃないなあ、と思っていたときに、訪れる予定をしていたPen and message.さんのサイトで、こちらの一本差しペンシースを見つけて。可愛い色もいっぱいあったので、これなら、いいかも!と。

それで、お店で実物を見てから、どの色にするか決めようと思ったのでした。

実際、サイト上では、そのときは、あまり在庫が無いようだったので、好きな色目が残っていればいいなあと思っていたら、私が訪れた日の前日に、ちょうど、搬入されたばかりだったそうで、全色、揃っていたのでした。全部で19色ですか?

Pen and message.さんで、ガラスケース内に綺麗に並べられている色とりどりのペンシースを前にすると、ベージュ系も好きだし、水色も素敵だし・・・と、どれにするか、迷いに迷ってしまって。 すると、店主のYさんが、バニラを入れるなら、この色でどうでしょう?と勧めて下さったのが、この、白いペンシースでした。

でも、白といっても、真っ白ではなくて、ちょっとクリームがかった、暖かみのある白というか。 吉宗さんによると、カンダさんは、これを「エッグシェル」、つまり、卵の殻の色、と言ってらしたとか。

それまで、色とりどりのペンシースを前に、大いに悩んでいましたが、もう、即決でした。 こちらのペンシースは、柔らかいシュラケンカーフという一枚革を、くるんと丸めて、筒のようにして作られています。

筒の中、両サイドに、それぞれ、クリップをかける部分があります。 万年筆を取り出すときは、万年筆のお尻側を、きゅっ、と押し出すのも、何だか、(ところてんみたいで?)楽しいんですよ。

こちらのペンシースに万年筆を入れても、ル・ボナーさんのデブペンケースに、すっぽりと収まってくれます。

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(万年筆が入っているのを見せるために、バニラの頭をのぞかせていますが、実際は、ちゃんと、頭まですっぽり収まります)

今はまだ、バニラ専用のエッグシェル色しか持っていませんが、ほかの万年筆用にも、軸に合わせた色で揃えてみたいなあ、と思っていたり。 だって、どれも、すてきな色なんですもん~。

家から近い、ル・ボナーさんでも販売されているので、スーパーへの買い物ついでに、ふらっと買いに行きそうになります。 (以前、ル・ボナーさんに伺ったときも、同じく納入されて間もなかったようで全色揃っていて、手を伸ばしそうになりました)

万年筆と同じく、このペンシースも、少しずつ、お気に入りの色で、揃えていけたらいいなあと思います。