Hot Cocoa mix**

旅と文具とカフェめぐり

コーヒーまわりの道具たち・1

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こちらでは新年初めての記事になります。遅ればせながら、今年もマイペースで書きつづっていければと思っていますので、よろしくお願いいたします。

さて、今回は、わたしが自宅でコーヒーを淹れるときに使っている道具たちをご紹介します。昨年秋に、スヌーピーが表紙の『COFFEE BOOK』を買ったのをきっかけに、コーヒーにはまって以来、いろいろと買い集めたものばかりです。

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コーヒーは、ペーパードリップで淹れています。

普段は、右側のドリッパー、KONO式(コーノ式)を愛用しています。数年前に発売された限定ブラウンがどうしても欲しくて、わざわざ、ネットショップで探し回って買い求めました。

一番上の写真のガラスポットとセットで販売されていました。(一応、ポットの取っ手部分もブラウンなのです)

コーノのポットは、コロンとしたフォルムが、かわいいんですよね。コーノ式のドリッパーセットは、毎年、限定カラーが出たり、ポットの取っ手部分が、栗や桜の木で出来たウッドハンドルがあったりと、マニアの収集心をくすぐってくれるのです。 コーノ式ドリッパーを販売している、珈琲サイフォン株式会社は珈琲サイフォンを世界で初めて開発した河野さんが設立した会社です。

河野さんは大正14年にサイフォンの商品化に成功し、昭和2年にはデパートで高級品として販売されたそうです。

サイフォンって、てっきり、欧米で発明されたものだとばかり思っていました。大正時代の日本人の発明だったとは、まったく知りませんでした。コーノ式ドリッパーは、二代目社長の河野さんが開発したものです。

一方、写真左のドリッパーはメリタ

1908年、ドイツのメリタ・ベンツさんという女性が世界で初めてのコーヒーフィルターを考案しました。その画期的な発明品を販売するために、自ら、会社を起こしたメリタさん。母親の会社「メリタ」を引き継いだ息子さんの時代には、今も続く、台形ドリッパーの形になったそうです。

自分で豆から挽いてコーヒーを淹れたい、という思いからコーヒーの器具を買い集めると同時に、本やネットでコーヒーのことも調べるようになったわけですが、それまでインスタントコーヒーを淹れるだけでは知らなかったことが、いっぱいあって、改めて、コーヒーの世界の奥深さに驚いている次第です。

わたしが最初に東急ハンズで買い求めたドリッパーはメリタだったのですが、そのあと、『ほぼ日刊イトイ新聞』でこちらの記事を読み返し、コーノ式を使うようになったのでした。

ちなみに、コーヒーには全然関係ないですが・・・数日前のスポーツ新聞・芸能欄に福山さんが住むマンションに、吹石さんがウサギを連れて通っているというような内容が掲載されていて、そのウサギ、大吉くんを前述の記事で拝見していたので、あら、あの大吉くんも、芸能ニュースになっちゃって・・・と思ったのでした。

道具紹介は、次回に続きます。